GoodNotesでの管理と課題
これまで業務でかかってきた電話のメモは、GoodNotesで案件ごとにノートをわけて管理していました。
「Aさんからの電話はこのノート」「〇〇案件はこっち」という形で分類していたのですが、実際に使ってみるとちょっとした手間が積み重なっていました。
電話を受けながらGoodNotesを開き、該当のノートを探して選んで、それからようやく書き始める。この数十秒が、意外とストレスだったんです。
もっとすぐ書き始められる方法はないか、と考えていたところ、Obsidianのデイリーノートにたどり着きました。
Obsidianとは
Obsidianは、Markdown形式(.md)でノートを書くアプリです。以前はCraftを使っていましたが、乗り換えた理由は大きく3つです。
- 完全無料で使える(基本機能に制限なし)
- データがすべて手元のローカルファイルとして保存される
- Markdown形式なので他のアプリへの移行も容易
データが自分の手元にあるというのは、サービス終了のリスクを考えると非常に安心感があります。iCloud経由でMacとiPadの間での同期も問題なく動いています。
デイリーノート機能とは
Obsidianにはデイリーノートという機能があります。ボタンひとつで「今日の日付」のノートが自動生成される仕組みです。
毎日同じノートが用意されているので、「どこに書くか」を考える必要がありません。アプリを開いてデイリーノートを開けば、そこに書くだけです。
電話を受けながらでも、迷わず即座に書き始められるのが大きなメリットでした。
タグ活用のしくみ
デイリーノートにすべて書き込むと、後から「あの人との電話はいつだったか」を探すのが大変になります。そこで活躍するのがObsidianのタグ機能です。
特に便利なのがスラッシュを使った階層タグです。
このように書くと、タグペイン上では「電話」という親グループの下に人名が並ぶ形で整理されます。
#電話/Aさん→ Aさんとの電話だけを絞り込む#電話→ 全員との電話記録をまとめて表示
実際の書き方例
実際のデイリーノートへの記録はこんなイメージです。
– 14:00 #電話/Bさん 請求書の件。先方確認待ち。
– 16:00 #MTG/Cさん 打ち合わせ。次回は来月上旬。
ポイントは、見出しでノートをわけるのではなく、1行に時刻・タグ・内容をまとめて書くスタイルにしたことです。電話しながらでもサッと書けます。
タグは電話に限らず、#MTG/〇〇さんや#確認待ちなど用途に合わせて自由に増やせます。
後日検索の快適さ
運用を始めてから実感しているのは、データが蓄積されるほど検索が便利になるということです。
「Aさんと最後に話したのはいつだったか」「〇〇案件の経緯は?」といったことが、タグをクリックするだけで日付順に一覧表示されます。
GoodNotesでは案件ごとにノートを開いてスクロールして探していましたが、Obsidianでは横断検索で全日付分がまとめて出てくるので、情報の取り出しが格段に速くなりました。
おわりに
Obsidianのデイリーノート+スラッシュタグの組み合わせは、シンプルながらよく考えられた仕組みだと感じています。
無料・ローカル保存・Markdown形式という安心感に加え、タグを使った検索の快適さも加わり、今ではすっかりメモの中心として定着しました。
これからデータが積み上がっていくのが楽しみです。みなさんもぜひ試してみてください。

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