大腸内視鏡検査を受けてきた|ポリープ切除・鎮静剤・保険請求まで体験レポート

はじめに

大腸内視鏡検査に行ってきました。前回の検査からちょうど節目の時期ということもあり、かかりつけのクリニックで予約を入れました。

今回はポリープが見つかり、その場で切除する流れになりました。検査から保険請求まで、一連の体験をまとめました。同じように検査を控えている方の参考になれば幸いです。

検査前の食事制限と前処置

📅 検査前日:低残渣食

前日は「低残渣食(ていざんさしょく)」といって、消化がよく腸に残りにくい食事に切り替えます。具体的には以下のようなものが目安です。

✅ 食べてよいもの
おかゆ・うどん・白パン・豆腐・卵・白身魚・味噌汁(具なし)など❌ 避けるもの
野菜・海藻・きのこ・果物・肉(脂身多いもの)・牛乳・アルコール

前日の夜以降は絶食で、水・お茶・スポーツドリンクなど透明な飲み物のみOKというのが一般的です。

🌅 検査当日:下剤で腸内を空にする

当日の朝から下剤(腸管洗浄液)を約2リットル飲んで腸の中をきれいにする前処置があります。これが検査の中でもっとも大変という声が多い工程です。私の場合、1.4Lの洗浄液と水0.7L飲んだところできれいになりました。

排便が透明になれば腸内がきれいになったサインで、クリニックへ向かいます。

鎮静剤を使った検査

今回も前回と同様、鎮静剤を使った検査をお願いしました。点滴から薬剤が入るとすぐにウトウトしてきて、気づいたら検査が終わっていました。

大腸内視鏡は胃カメラと違い、スコープを腸の奥まで進めるときに腸が引き伸ばされる感覚が強く、鎮静剤なしだと相当つらいケースもあるそうです。近年は鎮静剤を使うクリニックが増えており、希望すれば対応してもらえる施設がほとんどとのこと。

⚠️ 鎮静剤を使う場合、当日の車・バイクの運転は不可です。公共交通機関か送迎で行くようにしましょう。

ポリープ発見と切除

🔍 ポリープは見つかれば取ったほうがよい

検査中にポリープが見つかりました。大腸ポリープは放置すると一部ながん化するリスクがあるため、見つかれば基本的にその場で切除するのが原則です。特に「腺腫」と呼ばれるタイプはがんへの移行が確認されており、切除によって大腸がんのリスクを大幅に下げられます。

✂️ 切除中の痛みはあるのか

大腸の粘膜は皮膚のような鋭い痛みを感じる構造になっておらず、切除自体の痛みはほぼないそうです。鎮静剤で眠っていたこともあり、切除の記憶はまったくありませんでした。

🩹 クリップによる止血

今回は切除後に出血がやや多かったようで、複数のクリップを使って止血処置をしたと検査後に写真付きで説明を受けました。

調べるとこのクリップは金属製の器具で、ホッチキスの針のようなイメージだそう。出血している部位を挟んで物理的に圧迫することで止血。電気や薬剤を使わないシンプルな仕組みで、周囲の組織へのダメージが少ない安全な方法とのこと。

クリップは体内に残ったままになりますが、数日〜数週間で組織の治癒とともに自然脱落し、便と一緒に排出されると説明受けました。

リカバリールームで2時間爆睡

検査後はベッドごとリカバリールームに移動しました。一度目が覚めたのですが、そのままウトウトしてしまい、気づいたら2時間ほど寝ていました。

目が覚めてからも薬効が残っていて、長く眠ってしまうのは珍しくないそうです。

回復時間の目安(個人差あり)
30分以内 → 回復が早いタイプ
30〜60分 → 標準的
1〜2時間 → ポリープ切除ありなら普通
2時間以上 → 高齢・代謝が遅め・投与量多めなど

時間に余裕を持ったスケジュールで行くことをおすすめします。

検査後の食事と生活の注意点

🍚 当日の食事

ポリープ切除をした場合、当日は消化に良いものを少量から始めます。おかゆ・うどん・豆腐・スープなどが目安で、刺激物・アルコール・炭酸飲料は避けます。

📅 術後数日間の注意

❌ 数日間避けること
・激しい運動・重いものを持つ
・長距離移動・長時間の乗り物
・アルコール・香辛料など刺激の強い食事
・入浴(シャワーはOKのことが多い)⚠️ すぐに受診すべき症状
・大量の血便・真っ赤な出血
・激しい腹痛・発熱

クリップで止血はしているものの、術後数日は遅発性出血(後から出血する)のリスクがゼロではないため、無理をしないようにしました。

心配なので、もしものためにと渡された「診療情報提供書」を数日持ち歩いていました。

医療保険の請求

今回は日帰り手術として医療保険に請求しました。内視鏡的ポリープ切除は「所定の手術」として給付対象になる保険が多く、手術給付金が支払われるケースがほとんどです。

請求の際に保険会社から提出を求められた書類が、診療明細書でした。請求書だけでは手術の実施・術式・診断名を客観的に証明できないため、第三者が発行する書類が必要になります。

💡 診療明細書は絶対に捨てないこと!
診療明細書がない場合、診断書が必要。この場合1通5,000〜10,000円かかることも。コピーがわりにスキャンしてデジタル保存しておくと安心です。

保険請求の流れはざっくりこうです。

  1. 保険会社に電話して「内視鏡的大腸ポリープ切除で給付対象か」確認
  2. 必要書類の郵送を依頼
  3. 診療明細書を紛失した場合は病院で診断書の発行が必要

まとめ

今回の大腸内視鏡検査を振り返ると、鎮静剤のおかげで検査中の苦痛はゼロで、ポリープもその場で切除してもらえました。「怖い・つらい」というイメージが先行しがちな検査ですが、鎮静剤を使えば気づいたら終わっているレベルです。

40歳を過ぎたら定期的に受けることが推奨されている検査です。早期発見・早期切除が何より大切です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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