📋 この記事の目次
ブログを書いていると、記事の内容と同じくらい「見た目」が読者の印象を左右すると感じることがあります。その中でも特に影響が大きいのがアイキャッチ画像と配色です。
今回はこの2つのテーマについて、実際の色を使いながら整理してみました。
アイキャッチはなぜ重要か
「画像なんてなくても記事の内容が良ければいい」と思っていた時期もありましたが、実際はそうではありませんでした。
SNSシェア時のOGP画像になる
XやFacebookでブログのURLをシェアしたとき、表示されるカード画像がアイキャッチです。このカード画像のことをOGP(Open Graph Protocol)画像と呼びます。画像ありとなしでは、クリック率に明らかな差が出ます。WordPressにSEOプラグインを入れておけば、アイキャッチを設定するだけで自動的にOGP画像として使われる仕組みになっています。
ブログ内の回遊性に直結する
WordPressのテーマによっては、記事一覧がカード型で表示されます。このとき各カードに表示されるのがアイキャッチです。魅力的な画像があるほど「次もこの人の記事を読もう」となりやすいです。
ブログのブランド統一感をつくる
毎記事で配色やデザインに一貫性があると、読者に「このブログらしさ」が伝わります。継続して読んでもらうための地盤にもなります。
「いいな」と感じる配色の6原則
配色は個人のセンスによるところが大きいと思われがちですが、実際には知っているか知らないかの差の方が大きいと感じています。原則を押さえるだけで、見た目の印象は大きく変わります。
① 60-30-10ルール(黄金比率)
使う色の面積比を「メイン60%:サブ30%:アクセント10%」にすると、画面全体が自然と落ち着きます。
特にアクセントカラーは「小さく使うほど効く」というのがポイントです。目立たせたい要素にだけ使うことで、視線を自然に誘導できます。
② 彩度レベルを統一する
複数の色を組み合わせるとき、鮮やかな色と淡い色が混在すると落ち着かない印象になります。彩度のレベルを揃えるだけで、一気に統一感が出ます。
❌ 彩度がバラバラ
✅ 彩度を揃える
③ 色温度で「雰囲気」を決める
暖色・寒色・中性色にはそれぞれ伝わる印象があります。記事の内容と色温度を合わせると、読者が感じるトーンと実際の中身がズレなくなります。
暖色系
エネルギー・親しみやすさ
寒色系
信頼・冷静・技術感
中性色+無彩色
洗練・上品・読みやすさ
④ テキストのコントラストを確保する
背景色と文字色の差が小さいと、内容が読めません。特にアイキャッチに文字を入れる場合は、コントラスト比の確保が必須です。
❌ 読めない
コントラスト不足
✅ 読みやすい
コントラスト十分
目安はWCAG(ウェブアクセシビリティのガイドライン)のAA基準である4.5:1以上です。迷ったら白か黒の文字を選ぶのが最も確実です。
⑤ 使う色は3色まで
色が多いほど散漫な印象になります。メイン・サブ・アクセントの3色に絞るだけで、まとまりが生まれます。
❌ 5色以上は散漫
✅ 3色で統一感
⑥ 白・グレー・黒を積極的に使う
無彩色は「どんな色とも喧嘩しない」という特性があります。迷ったらベースを白やグレーにして、1〜2色だけ差し色にするのが最短の解決策です。
グレー地+アクセントカラー
白地+コーラル差し色
ダーク地+アンバー差し色
参考になる本の紹介
配色を自力で考えるのはなかなか大変です。そんなときに役立つ本を紹介します。


著者:ingectar-e / 出版:KADOKAWA(2021年)
メインカラーを1色決めると、それに合わせるサブカラーをイメージ別・テイスト別で選べる構成になっています。定番色・補色・同系色の3パターンとカラーの数値が掲載されているので、そのまま真似するだけでまとまった配色が完成します。
本とCanvaの間の小さなギャップ
この本に掲載されているカラー数値はRGB形式(例:R=83, G=74, B=183)です。一方CanvaでカスタムカラーはHEX形式(例:#534AB7)での入力が必要になります。
変換はGoogleの検索窓に以下のように入力するだけです。
検索結果の一番上に変換結果が表示されるので、コピーしてCanvaに貼るだけです。
まとめ
アイキャッチと配色についてまとめると、こうなります。
- アイキャッチはSNS・ブログ内の回遊・ブランド形成の3点で効く
- 配色はセンスより「知識の差」。6つの原則を押さえれば及第点以上に
- 迷ったら「3色以内+白ベース」が最も失敗しない
- 配色の本を1冊手元に置いておくと、迷う時間が大幅に減る
- 本のRGB値はGoogle検索で即HEX変換できる
配色は「センス」という言葉で片付けてしまいがちですが、実は体系化されたルールがあります。原則を知ったうえで配色の見本帳を活用すれば、ブログのアイキャッチのクオリティは着実に上がっていくと感じています。


コメント