この記事の目次
1. きっかけ:通勤経路が変わった
長年、JR沿線を中心とした通勤経路を使っていましたが、このたび経路を変更しました。新しい通勤ルートは東京メトロで、JR線をまったく経由しません。
これまでモバイルSuicaにJRの通勤定期券とバス定期券をまとめて入れて使っていましたが、東京メトロだけの区間はSuica使用不可、PASMO必要と分かり乗り換えすることになりました。
2. PASMOをウォレットに追加した
モバイルPASMOはiPhoneのウォレットアプリに追加できます。SuicaとPASMOは同時に2枚共存させることが可能で、Suicaを削除しなくてもそのまま追加できます。
PASMOアプリをApp Storeからインストールし、東京メトロの通勤定期券を新規購入しました。操作の流れはモバイルSuicaとほぼ同じ感覚で、特に迷うことなく完了しました。
なお、iPhoneのエクスプレスカード(改札でタッチするだけで反応する設定)に登録できるのは交通系ICカード1枚だけです。毎日使う東京メトロに対応するPASMOをエクスプレスカードに設定しました。
3. JR定期を解約したら戻りが少ない理由
JRの6ヶ月定期を5ヶ月使用したところで解約しました。「残り1ヶ月分は戻ってくるはず」と思っていたのですが、実際に戻ってきた金額は想像より大幅に少なく、少し驚きました。
定期券の払い戻し計算はこのような仕組みになっています。
定期払い戻し額の計算式
払戻額 = 購入額 −(使用月数 × 1ヶ月定期運賃)− 手数料220円
ここに落とし穴があります。6ヶ月定期は割引率が高いため購入額が安く抑えられていますが、払い戻しの計算では割引前の1ヶ月定期運賃×経過月数を差し引く仕組みになっています。5ヶ月分の1ヶ月定期運賃を積み上げると、6ヶ月定期の購入額とほぼ同額になってしまうのです。長期定期を途中解約すると損になりやすいのはこのためです。
4. バス定期の解約でさらに衝撃:戻りがほぼゼロのなぜ
JR定期の解約が済んだあと、SuicaにはバスのIC定期券(6ヶ月定期)がまだ残っていました。残り約1ヶ月。「こちらも解約して少しでも戻そう」とバス事業者の窓口で問い合わせすると、払い戻し金額がほぼゼロなので使い切ったほうがお得とアドバイス頂きました。
バス定期の払い戻し計算もJRと同様のためです。
手間と金額を天秤にかけた結果、残り1ヶ月のバス定期は解約せず、そのまま使い切ることにしました。
5. 1ヶ月の現実的な乗り切り方(都度認証タッチ)
エクスプレスカードはPASMO(東京メトロ用)に設定してあります。バスに乗るときはSuicaでタッチしたいのですが、エクスプレスカードではないため乗車のたびにFace IDの認証が必要になります。
バス乗車時の手順はこのようになりました。
- バスが来たらiPhoneを取り出す
- サイドボタンをダブルクリック(Face IDで認証)
- ウォレット画面でSuicaを選択してタッチ
慣れれば数秒の手間ではありますが、毎朝のことなので煩わしさがあります。
6. Suica完全解約でチャージ残高を回収
バス定期の有効期限が切れたあと、いよいよSuicaの完全解約を行いました。
| 種別 | 内容 |
|---|---|
| チャージ残高 | Suicaに残っていた電子マネー残高 |
両方ともSuicaアプリから手続きが完結します。手続き自体は数分で完了しました。
今回の一連の経緯を振り返ると、定期券の長期購入は解約時の損が大きいという事実を改めて実感しました。モバイルSuicaとPASMOの仕組みの違いとあわせて、参考になれば幸いです。
