LPガス警報器の交換+プラグの自作加工
📋 目次
1. はじめに ― 5年で交換が必要なLPガス警報器
LPガス警報器には交換期限(有効期限)が5年と定められています。センサーの感知能力が経年劣化するため、期限を過ぎると正常に作動しない恐れがあります。
我が家で使っていたYAZAKI(矢崎)の警報器も、本体に記載された交換期限を確認したところ「2025年」の表示。交換忘れていたのでいそいで作業です。
ガス漏れを正しく検知できなくなる可能性があります。本体の交換期限ラベル(西暦4桁表示)を必ず確認しましょう。
2. 新しい警報器(YAZAKI YF-005N)に交換
交換した新しい警報器は同じく矢崎の YF-005N(リンクはこちら)です。LPガス(プロパンガス)用の家庭向けモデルで、コンセントに差し込んで使うシンプルな構造です。
左が新品、右が旧品。並べてみると旧品はかなり汚れており、長年頑張ってくれたことがよくわかります。
3. ケーブルが長すぎ問題 ― いつものようにカット
YF-005Nはコードが比較的長めです。設置場所によっては余ったケーブルが扉に挟まる危険があるため、我が家では毎回適切な長さにカットして使っています。
今回も同様に、設置場所に合わせてケーブルをカットすることにしました。ここからが今回のちょっとした山場でした。
4. 困った!新品プラグがカシメ固定で開けられない
カットしてケーブルを短くしたあと、プラグに再接続しようとしたところ……
プラグの差し込み部分がカシメ(かしめ)で固定されており、蓋が開けられない!
以前の製品はネジ止めだったため、分解して芯線を接続し直すことができました。しかし今回の新品プラグはカシメ構造で、分解が事実上不可能でした。

5. 解決策 ― 旧プラグを再利用することに
困った末に思いついた解決策が、以前使っていた旧プラグの再利用です。
旧プラグはネジ止め構造なので分解でき、新しいケーブルの芯線を接続し直すことができます。外観は古いですが、電気的には問題なく使えます。
6. 丸形圧着端子(1.25-S3.5)でしっかり固定
プラグへの接続方法も今回は一工夫しました。
芯線(網線)をそのままネジに巻き付けて固定する方法だと、締め付けが甘くなったり、経年でほつれて外れる恐れがあります。そこで今回は丸形圧着端子を使ってしっかりと固定しました。
使用した圧着端子の型番は 1.25-S3.5(富士端子工業製、100個入り)です。
- 1.25:対応電線サイズ(断面積 1.25mm²)
- S:丸形(環状)端子
- 3.5:ネジ径 3.5mm対応
このプラグのネジに対してサイズがベストマッチで、しっかりと固定することができました。
これは、だいたいどのプラグにも使うことができる、お勧めの型番です。
7. 使用工具:Lobster AK-15A 圧着ペンチ
圧着端子をかしめるために使用したのが、LOBSTER(ロブスター)の圧着ペンチ AK-15A(リンクはこちら) です。
ロブスターは日本の工具メーカー(株式会社ロブテックス)のブランドで、電気工事士の現場でもよく使われる信頼性の高い工具です。AK-15Aは絶縁被覆付き圧着端子(1.25・2・3.5sqに対応)に使用できるモデルです。
8. まとめ ― 安全・確実な接続のコツ
今回の作業を振り返ると、以下のポイントが重要でした。
- ✅ LPガス警報器の交換期限(5年)は必ず確認する
- ✅ ケーブル加工を前提にするならネジ止め構造のプラグを確保しておく
- ✅ 芯線の接続は丸形圧着端子(1.25-S3.5)を使うと確実・安全
- ✅ かしめ工具はLobster AK-15Aなど専用品を使う
少し手間はかかりましたが、圧着端子を使ったことで接続の信頼性が上がり、気持ちよく完成させることができました。同じ作業をお考えの方の参考になれば幸いです。
・警報器:YAZAKI YF-005N(LPガス用)
・圧着端子:1.25-S3.5(富士端子工業)
・圧着工具:Lobster AK-15A



コメント