Ⅰ. はじめに
ファイルの名前をつけるとき、単語の区切りに何を使っていますか?
よく使われるのが 「_(アンダーバー)」 と 「-(ハイフン)」 の2種類です。どちらも見た目はよく似ていますが、実は用途によって「正解」が違うことがわかりました。
今回は、会社のファイル管理やWordPressのスラッグを例に、この2つの使い分けについて整理してみました。
Ⅱ. 会社でのファイル管理:連番+アンダーバーの使い方
会社でファイルを保存するとき、こんな名前をつけることが多いのではないでしょうか。
02_見積書_A社.xlsx
03_報告書_最終版.pdf
先頭に 「01_」「02_」のような連番 をつけることで、フォルダ内の並び順が崩れません。これはWindowsでもMacでも有効な整理方法で、多くの職場で自然と定着しています。
ここでアンダーバーが使われているのには理由があります。ファイル名にスペースを入れると、システムやスクリプトで扱う際にエラーの原因になることがあります。アンダーバーはスペースの代わりとして、ほぼあらゆる環境で安全に使えます。
Ⅲ. WordPressのスラッグはどうする?
WordPressでブログを書いていると、各記事に 「スラッグ(slug)」 を設定する場面があります。スラッグとは、記事URLの末尾に使われる文字列のことです。
以前の記事でも確認しましたが、スラッグは 短い英単語の組み合わせ がSEO上有利とされています。では複数の単語をつなげるとき、ハイフンとアンダーバーのどちらを使うべきか——ここで迷いが生じました。
Ⅳ. AIに聞いてみた:ハイフンとアンダーバーの違い
この疑問をAIに確認したところ、明確な答えが返ってきました。
■ URLでハイフンが推奨される理由
Googleの検索エンジンは、ハイフンを「単語の区切り」として認識します。一方、アンダーバーでつないだ場合は、全体をひとつの単語として扱ってしまいます。
❌ color_laser_printer →「colorlaserprinter」と1語扱い
SEOの観点では、ハイフン区切りの方が検索キーワードとマッチしやすく、有利になります。
■ ファイル名でアンダーバーが推奨される理由
ファイル名でハイフンを使うと、シェルスクリプトやプログラムで扱う際に「マイナス演算子」や「コマンドのオプション」と混同されるリスクがあります。
✅ rm my_file → 問題なく動作する
アンダーバーはほぼすべての環境で安全に使えるため、ファイル名では迷わずアンダーバーを選ぶのが無難です。
■ エラーになりやすいのはどちら?
ハイフンは変数名や関数名には使えない(Pythonなどではエラー)、コマンドラインでオプションと混同されるなど、場面によってリスクがあります。アンダーバーはほぼあらゆる場面で安全です。日常的なファイル整理では、アンダーバーの方が扱いやすいといえます。
Ⅴ. まとめ:用途別の使い分けルール
今回の調査で、用途ごとの使い分けがはっきりしました。
| 用途 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| URLスラッグ | ハイフン(-) | Googleが単語を正しく認識・SEOに有利 |
| ファイル名 | アンダーバー(_) | あらゆる環境で安全・スクリプトと混同しない |
| 変数名・プログラム | アンダーバー(_) | ハイフンは演算子と混同されエラーになる |
「ファイル名はアンダーバー、URLはハイフン」——この2つを覚えておくだけで、迷う場面がぐっと減りそうです。小さなことですが、知っておくと地味に役立つ知識でした。

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