URLとファイル名の区切り文字、ハイフンとアンダーバーどちらを使う?

Ⅰ. はじめに

ファイルの名前をつけるとき、単語の区切りに何を使っていますか?

よく使われるのが 「_(アンダーバー)」「-(ハイフン)」 の2種類です。どちらも見た目はよく似ていますが、実は用途によって「正解」が違うことがわかりました。

今回は、会社のファイル管理やWordPressのスラッグを例に、この2つの使い分けについて整理してみました。

Ⅱ. 会社でのファイル管理:連番+アンダーバーの使い方

会社でファイルを保存するとき、こんな名前をつけることが多いのではないでしょうか。

01_議事録_2026年4月.docx
02_見積書_A社.xlsx
03_報告書_最終版.pdf

先頭に 「01_」「02_」のような連番 をつけることで、フォルダ内の並び順が崩れません。これはWindowsでもMacでも有効な整理方法で、多くの職場で自然と定着しています。

ここでアンダーバーが使われているのには理由があります。ファイル名にスペースを入れると、システムやスクリプトで扱う際にエラーの原因になることがあります。アンダーバーはスペースの代わりとして、ほぼあらゆる環境で安全に使えます。

Ⅲ. WordPressのスラッグはどうする?

WordPressでブログを書いていると、各記事に 「スラッグ(slug)」 を設定する場面があります。スラッグとは、記事URLの末尾に使われる文字列のことです。

https://example.com/url-filename-separator

以前の記事でも確認しましたが、スラッグは 短い英単語の組み合わせ がSEO上有利とされています。では複数の単語をつなげるとき、ハイフンとアンダーバーのどちらを使うべきか——ここで迷いが生じました。

Ⅳ. AIに聞いてみた:ハイフンとアンダーバーの違い

この疑問をAIに確認したところ、明確な答えが返ってきました。

🔍 URLにはハイフン、ファイル名にはアンダーバー

■ URLでハイフンが推奨される理由

Googleの検索エンジンは、ハイフンを「単語の区切り」として認識します。一方、アンダーバーでつないだ場合は、全体をひとつの単語として扱ってしまいます。

✅ color-laser-printer →「color」「laser」「printer」と3語に分解
❌ color_laser_printer →「colorlaserprinter」と1語扱い

SEOの観点では、ハイフン区切りの方が検索キーワードとマッチしやすく、有利になります。

■ ファイル名でアンダーバーが推奨される理由

ファイル名でハイフンを使うと、シェルスクリプトやプログラムで扱う際に「マイナス演算子」や「コマンドのオプション」と混同されるリスクがあります。

❌ rm -myfile →「-myfile」がオプションと誤認される可能性
✅ rm my_file → 問題なく動作する

アンダーバーはほぼすべての環境で安全に使えるため、ファイル名では迷わずアンダーバーを選ぶのが無難です。

■ エラーになりやすいのはどちら?

ハイフンは変数名や関数名には使えない(Pythonなどではエラー)、コマンドラインでオプションと混同されるなど、場面によってリスクがあります。アンダーバーはほぼあらゆる場面で安全です。日常的なファイル整理では、アンダーバーの方が扱いやすいといえます。

Ⅴ. まとめ:用途別の使い分けルール

今回の調査で、用途ごとの使い分けがはっきりしました。

用途 推奨 理由
URLスラッグ ハイフン(-) Googleが単語を正しく認識・SEOに有利
ファイル名 アンダーバー(_) あらゆる環境で安全・スクリプトと混同しない
変数名・プログラム アンダーバー(_) ハイフンは演算子と混同されエラーになる

「ファイル名はアンダーバー、URLはハイフン」——この2つを覚えておくだけで、迷う場面がぐっと減りそうです。小さなことですが、知っておくと地味に役立つ知識でした。

コメント

コメントする