便座脱臭フィルターの掃除はやっているという方も多いと思います。私もそのひとりでした。ところが今回、便座を取り外して底面を清掃していたところ、通常の掃除では絶対に気づけない場所に大量のホコリが堆積しているのを発見しました。機器が故障する前に気づけてよかったと、ひとまず胸をなでおろしている次第です。
温水便座の脱臭機能とは?
温水便座には脱臭機能が搭載されているものがあります。仕組みとしては、便器内の空気をファンで吸い込み、脱臭フィルターを通して臭気成分を除去したうえで、便座の側面から排気するというものです。
空気の流れをまとめると、
という経路になっています。この流れのどこかが詰まると、ファンに負荷がかかり、最終的には故障につながる可能性があります。
通常の脱臭フィルター掃除
メーカーが案内している通常のお手入れ方法は、便座側面にある脱臭フィルターを引き抜き、付着したホコリを取り除くというものです。
フィルターの取り外し口はこのようになっています。




この操作自体は簡単で、フィルターを引き出して掃除機や水洗いで清掃するだけです。私もこれを定期的に行っていました。しかしこれだけでは不十分だったことが、今回判明しました。
便座を外したら衝撃の光景が
今回、便座本体を取り外して底面側を清掃していました。その際にフィルターも取り外してみたところ、フィルターの奥、つまりファンの吸気側にかなりの量のホコリが堆積しているのが見えました。




清掃してみた結果
発見後、掃除機で吸い取ったり、綿棒でかき出したりして清掃を試みました。ただ、構造上アクセスが難しく、完全にきれいにすることはできませんでした。


ホコリが完全には取り切れていないものの、詰まりの主因となっていた大きなホコリの塊は除去できました。
出口側の脱臭フィルターを取り外した理由
脱臭フィルター(出口側)の状態も確認しました。


このフィルターは臭気を吸着する役割を持っていますが、目詰まりすると空気の流れる抵抗(圧損)が大きくなり、ファンへの負荷が増加します。吸気側にすでにホコリが堆積している状況でさらに出口まで詰まっていると、ファン故障のリスクが高まると判断しました。そのため、このフィルターは取り外すことにしました。


まとめ・教訓
今回の清掃で気づいたことをまとめます。
・便座を取り外して底面を確認しないと見えない場所にホコリが溜まる
・ホコリの堆積が進むとファンへの負荷が増し、故障リスクが高まる
・故障前に発見できたのは、たまたまとはいえ便座取り外し清掃を行ったおかげ
温水便座は毎日使うものですが、内部構造まで掃除する機会はほとんどないと思います。今回の経験から、年に1回程度は便座を取り外して底面側まで確認する清掃を習慣にしようと思いましたでした。
同じようにフィルター掃除だけで済ませている方は、一度底面側も確認してみることをおすすめします。機器の長持ちにつながるかもしれません。

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