Google ChromeからClaudeにログインしたいのにメールアドレスでログインができない時の対応方法

Google ChromeからClaudeにログインしたいのにメールアドレスでログインができない時の対応方法

💡 ClaudeからGeminiを呼び出して調べものをしたかった

最近のAI活用では、単体のサービスだけでなく複数のAIを連携させるワークフローが当たり前になりつつあります。私もそれを試すべく、Claude上からGeminiのコネクタを使って情報を調査し、その結果をClaudeでまとめるという作業を試みていました。

この連携を行うには、ChromeブラウザにClaude in Chrome拡張機能をインストールし、Claudeアカウントでログインしておく必要があります。すでにClaude有料プラン(Pro以上)を契約済みであれば、拡張機能のサイドパネルからログインするだけで準備は完了するはずでした。

⚠️ Chromeでメアドログインしようとしたら問答無用でGoogleログイン画面へ

ところが、いざChromeブラウザでClaude(claude.ai)にアクセスし、メアドログインしようとした段階で問題が発生しました。

ログイン画面が表示される前に、Chromeが勝手に「Googleアカウントでログイン」のダイアログを割り込ませてくるのです。すでにClaudeではメアドIDとパスワードが作成済みだったのですが、Googleアカウントの選択画面だけが表示され、メールアドレスによるサインアップの選択肢にたどり着けませんでした。

調べてみると、これはChromeブラウザとGoogleアカウントが連動している環境で起こる現象でした。Chromeには「サードパーティのログイン」という機能が備わっており、対応サイトにアクセスすると自動的にGoogleアカウントでのログインを提案してきます。さらにGoogleアカウント側にも「Googleでログイン」機能が有効になっていると、ブラウザとアカウントの両方から二重にGoogleログインを強制される状態になります。

つまり、ユーザーの意思とは無関係に、GoogleのSSO(シングルサインオン)が先回りしてしまうわけです。

🔧 解決には2箇所の設定変更が必要です

この問題を解消するには、Googleアカウント側Chromeブラウザ側の2箇所で設定を変更する必要があります。

① Googleアカウント側:「Googleでログイン」機能の管理

以下のURLにアクセスします。

これはGoogleアカウントの「サードパーティとの接続」設定ページです。ここでは、どのサードパーティサービスに対して「Googleでログイン」機能が有効になっているかを確認・管理できます。

すでにClaudeやAnthropicとの接続が作られている場合は、該当サービスを選択し「『Googleでログイン』機能の使用を停止」を実行します。これにより、Googleアカウント側からの自動ログイン提案が停止されます。

別ルート:Googleアカウントのトップページ(myaccount.google.com)→「セキュリティ」→「サードパーティ製のアプリとサービスへの接続」からもたどり着けます。

② Chromeブラウザ側:サードパーティのログインをブロック

Googleアカウント側の設定を変更しても、Chromeブラウザ自体が独自にログインダイアログを表示する場合があります。これを止めるには、Chromeの設定を変更します。

手順は以下の通りです。

  1. Chromeの「設定」を開く
  2. 「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」を選択
  3. 「その他のコンテンツの設定」を展開
  4. 「サードパーティのログイン」を選択
  5. 「IDサービスからのログインメッセージをブロックする」に変更する

ショートカット:Chromeのアドレスバーに以下を直接入力しても設定ページに飛べます。

chrome://settings/content/federatedIdentityApi

これにより「Googleでログイン」のポップアップを抑止できます。

✅ 設定変更後、メールアドレスでのClaudeログインが可能になります

上記2箇所の設定を変更した上で再度claude.aiにアクセスすると、Googleアカウント選択画面に横取りされることなく、通常のサインアップ画面が表示されます。ここからメールアドレスを入力して、独自のClaudeアカウントでログインできるようになります。

Googleアカウントによるログインは確かに便利ですが、AIサービスごとに独立したアカウントを持ちたい場合や、業務用・個人用でアカウントを使い分けたい場合には、この自動ログイン機能がかえって邪魔になります。

特にChrome上でClaude in Chrome拡張機能を使い、GeminiやGmailなどのGoogleサービスコネクタと連携させるような高度なワークフローを構築する際には、意図した通りのアカウントでログインできることが重要です。Googleの「親切な自動化」が裏目に出る典型的なケースとして、覚えておいて損はないと思います。

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