自宅プリンターを買い替えるべき?インクジェットとレーザー、コンビニ印刷を徹底比較

① 我が家のプリンター事情

自宅ではCanon PIXUS TS8230というインクジェット複合機を使っています。購入したのは2019年ごろで、気づけば6年以上が経過していました。

TS8230自体は印刷品質も高く、スキャンやコピーもできる優秀な複合機です。ただ、我が家の使い方には一つ大きな問題がありました。それは使用頻度がとても低いということです。

印刷が必要なときにいざプリンターを起動すると、ノズルが詰まっていて満足に印刷できないことが何度もありました。そのたびにヘッドクリーニングを実行するのですが、クリーニングのたびにインクをかなり消費してしまいます。頻繁に使わない家庭にとって、インクジェットプリンターのこの「負のサイクル」は悩ましい問題です。

また、インク交換のためにフタを開けると内部がインクで汚れていることに気がつきました。これは一体何が原因なのか、そこから調べはじめたのがこの記事のきっかけです。

② 内部汚れの原因はどこ?

フタを開けると内部が汚れている——これを見て「廃インク吸収体がいっぱいになったのでは?」と思いました。ただ、廃インク吸収体が満杯に近づくとエラーコード(5B00など)が画面に表示されて印刷が止まります。エラーが出ていないのであれば、別の原因と考えるのが自然です。

内部汚れの主な原因として考えられるのは次のような点です。

  • インクカートリッジのゴムパッキンが経年劣化してにじみが出る
  • 印刷ヘッドに残ったインクが時間をかけて垂れ落ちる
  • クリーニング実行時にインクが微量に飛散して蓄積される
  • カートリッジ交換の際に手や本体に付着して広がる

TS8230は2018年発売のモデルで、すでに7年前後が経過しています。複数の要因が重なった経年による汚れと考えるのが妥当なようです。インクジェットプリンターの実用寿命は一般的に5〜7年程度とされており、修理よりも買い替えを検討するタイミングといえるかもしれません。

③ 買い替え候補を比較:TS3730 vs HL-L3240CDW

買い替えを検討するにあたり、候補として挙がったのは次の2機種でした。

主要な項目を比較すると以下のようになります。

Canon TS3730
インクジェット複合機
Brother HL-L3240CDW
カラーLEDレーザー
本体価格(目安) 約8,000円 約20,500円
機能 複合機(印刷・コピー・スキャン) 単機能(印刷のみ)
文字印刷品質 小文字で掠れ・滲みあり 全サイズでくっきり鮮明
写真印刷 得意 不向き
低頻度使用への耐性 ✕ ノズル詰まりリスク大 ◎ トナーは乾燥しない
モノクロ印刷コスト 高め(クリーニング消費も加算) 約3.2円/枚
本体耐久性 標準 高耐久 7年設計

低頻度使用という条件においては、TS3730はTS8230と同じインクジェットである以上、ノズル詰まりという根本的な課題は解消されません。一方のHL-L3240CDWはトナーが粉体のため乾燥せず、長期間放置しても詰まりが起きないのがレーザーの大きな利点です。

④ レーザーを選ぶなら写真はどうする?

HL-L3240CDWはコンパクトで文書印刷に優れたプリンターですが、コピーやスキャン機能のない単機能機であることと、写真印刷には不向きという点が気になります。

写真は印刷したい——そこで思い浮かんだのがコンビニのマルチコピー機を使う方法です。セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートのいずれでも、スマホのアプリから手軽にL判・2L判の写真プリントができます。自宅にレーザープリンターを置きつつ、写真だけはコンビニで印刷するという使い分けは、実は合理的な選択肢でした。

⑤ コンビニ写真プリントの料金と画質を比較

大手コンビニ3社のマルチコピー機による写真プリントを比較しました。

セブンイレブン ローソン ファミリーマート
L判 40円 30円 30円
2L判 100円 80円 80円
コピー機メーカー 富士フイルム製 シャープ製 シャープ製
画質評価 🥇 コンビニ最高品質 🥈 発色バランスよい 🥉 実用的な品質
色の傾向 明るめ・鮮やか
明るい写真は白飛びに注意
自然な発色
元画像に忠実
落ち着いたトーン
やや黄みの偏りあり
おすすめ用途 品質重視・大切な1枚 コスト重視・忠実な色再現 コスト重視・加工写真

品質を重視するならセブンイレブン、コストを抑えたいならローソン・ファミリーマートという使い分けが実用的です。セブンイレブンはL判40円と他社より高めですが、富士フイルム製のマルチコピー機により色域が広く階調豊かな仕上がりになります。ただし自動で明るめに補正されるため、もともと明るい写真は白飛びしやすい点には注意が必要のようです。

⑥ まとめ:我が家の結論

今回の比較を通じて、低頻度使用の家庭にとっての現実的な答えが見えてきました。

📌 我が家の結論

文書・書類の印刷 → Brother HL-L3240CDW(レーザー)
写真の印刷 → コンビニのマルチコピー機
スキャンが必要な場合 → スマホで撮影、PDF化

インクジェットのノズル詰まりはどのメーカー・機種を選んでも避けられない課題です。低頻度使用の家庭では、使いたいときに使えないという状況がストレスになりがちです。

一方、レーザープリンターのトナーは粉体のため乾燥せず、数ヶ月放置しても詰まりが起きません。HL-L3240CDWは7年設計の高耐久機でモノクロ約3.2円/枚と低ランニングコストも魅力です。

写真はコンビニのマルチコピー機を活用すれば、L判40円(セブンイレブン)または30円(ローソン・ファミマ)でフォト用紙の光沢プリントが手軽に手に入ります。年に数回しか写真を印刷しないなら、自宅でインクを無駄にし続けるよりもはるかに合理的な選択でした。

せっかく家にプリンターがあっても、使うたびにクリーニングが必要でそれに高価なインクを使うのでは本末転倒です。インクが無くなったら買い替えたいと思います。

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